シミュレイクラム／私の幻影

2016年10月オスロのオペラハウスにて初演し、2017年4月アメリカで再演、同年11月パリのシャイヨー国立劇場で開催された第3回フラメンコ芸術ビエンナーレに招聘された本作が静岡芸術劇場で日本初演を行います。

本作はノルウェーの劇団ウィンター・ゲスツ（Winter Guests）の主宰者・演出家・振付師であるアラン・ルシアン・オイエン氏が小島の豊かな舞踊人生に着想を得て創作した二人芝居の舞踊劇。企画に携わるスタッフは国際的で、共演の若き舞踊家ダニエル・プロイエット氏はアルゼンチン人、オイエン氏と共に台本を共作したアンドリュー・ウェイルはイギリス人、共同制作者のウェイン・アシュレーはアメリカ人。2014年11月にフランスのノルマンディー地方のカーン国立振付センターにおいて最初のワークショップを開催して試演を行い、2016年5月にオスロ、同年6月から7月にかけてはアメリカのメリーランド州でリハーサルを重ね、同年11月の世界初演に至りました。